カフェ・アークトゥルス

ご来店誠にありがとうございます。どうしよ、全然来れない!

2007-10

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モノクロの世界~赤の珠(5)~

みなさ~ん、
Happy☆Halloween!!です!(血文字っぽくて怖い)
最近、エンジュさん(あ、大場さんでもあります)の影響もあって、ハロウィーンが好きになった彪奈です。
前にも言ったとおり、2話連続で小説を更新しようと思います。
では、どうぞ~♪ハロウィンのかぼちゃ


「ねぇ、この先に何があるの?」
「運がよければ赤の珠だ。」
「じゃ、悪ければ……?」
「マグマの海にダイブする事になる。」
(ちょっとー!ただでさえ疲れているのに、そんな事言わないでよ!)
 そう、私は少し疲れていた。飛んでいるせいもあるだろうけど、前に一回、ファンタジー小説を読んだことがある。そこには、魔法を使ったら、自分の寿命も削られる、って。
 少しずつ荒くなっていく息を、必死で整えながら、ひたすら狭い道を飛んでいた。
 やがて、通路の先が明るくなって……眩しい光が私たちを包んだ。

「うっ!」
 目を見開くと、そこは吹き抜けになったマグマの海。その真ん中に、何か光るものがある。淡く、赤く光る真珠の様なもの……
「あれがきっと、赤の珠だろう。しかし、あそこまでの道が無い。いったい、どうすればいいんだ?」
 サラは赤い珠を見ながら言った。確かに、あそこまでの道が無い。ましてや、綱渡りのロープ一本無い状態だ。
 ここは、行くしか無いわね。
「サラ!私が取りに行って来るよ。」
「いや、止めといた方がいいぞ。下手したら本当にマグマの中に突っ込んちまう。」
「そんな事無いって!これにはめるだけでしょ?」
 私はそう言って、あの時のアクセサリーを取り出した。まだ、綺麗な金色が輝いている。
「じゃ、行ってくるね……あっ!」
 なぜか膝に力が入らない。と言うか、全身の力が抜ける。私はその場に崩れ落ちてしまった。
「だから言っただろ。……ま、しょうがないよな。とりあえず、私が道を作るから、ちょっと待ってろ。」
 サラはポンッっと私の肩を叩くと、二歩三歩、マグマの海へ近づいていった。
「形無き清らかな水よ、凍みつく風を運ぶ風よ、今ここに、集まり氷となれ!」
 一瞬、体が凍るかと思った。すさまじい冷気が体をさすり、するりと通り抜けていった。
 しかし、それはあまりにも一瞬の事に過ぎなかった。
 いつの間にか、サラが立ってたところから、赤い珠に向けて、太くて丈夫そうな氷の道が出来ていた。
「さ、行くぞ!こう見えても、すぐに溶ける氷だからな!……おまえ、立てるか?」
「うん、大丈夫!」
 恐る恐る膝を立ててみた。よし、何とか力は入る。そのまま、そのまま歩くだけよ。
 途中で少しふらついたが、何とか大丈夫なようだ。
 サラの元にたどり着いて、いざ氷の道を歩こうとした時―

―虹の守護者よ、黒き翼の女戦士よ……
「!!」
 どこからか聞こえた声に、私たちは辺りを見回した。

次の話へ続く
よし、1話出来た!
お返事は2話目で!
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Let’sバトン!

今さっき、リンクさんのブログを見て回ってたら、バトン発見しました
どうやら強制的ですので、答えようと思います。




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モノクロの世界~赤の珠(4)~

 暗い洞窟に靴の足音が反響する。
 体力的に疲れていても、私は足を休める気じゃ無かった。
 一刻も早くサラを助けたい。早くこの力の事を伝えたい。そして、世界を救う第一歩になる、赤色の珠を手に入れなきゃ!
 だから、サラの言った通りに、今は行かないといけない。

 話は変わるけど、そういや前に、サラは変な所があるって言ったよね?それは、私に分かりやすくしてくれるって事。
 例えば、時間。ここは日本じゃない。別の世界のはず。だから、ここにはここなりの、時間の単位って、あるんだと思うんだ。
 なのに、サラは私にまるで通訳するみたいに、時間を言ってくれる。ほら、確か前に、サラに時間を聞いたじゃん。その時、サラは
「あと2時間だ。」
って言った。
 もう一つ、サラはあの人とたまに影みたいのが重なるんだ。……あの消えてしまった先輩、リオナ先輩と重なるの。
 リオナ先輩は、まだ美術部に入って、右も左も分からなかった私に、一から丁寧に教えてくれた、『面倒見のいい先輩』なの。サラは、あの時死ぬかもしれなかった私を助けてくれて、しかも、自分の旅費を削ってまでも、私の上着や必要最低限のものを用意してくれた。
 本当に、気のせいかもしれないけど、重なる。どうしてだろう?

 そんな事を考えていると、後ろからかすかに風が吹いた。振り向いて見ると、そこにはいかにも驚いた顔のサラが飛んでいた。そして私の真後ろに降り立つと、いきなり早口で言い出した。
「おまえ、見たぞ!通路に氷が張り付いているのを!あれはどうしたんだ?!まさかおまえが……」
「わー!待った!早口でいきなり言われても分からない!」
 次から次へと言い出すサラを何とか止めた私は、さっき『声』に言われた事、実際にやった事とかを全部話した。徐々にサラの納得の色が顔に浮かんできた。
「……そうか。じゃあ、早速使えるようになったんだな。じゃ、後は赤色の珠を手に入れるだけか。時間が無い。どんな力か見たい事もあるけど、翼を描いて欲しい。時間短縮につながる。」
「分かった。」
 私は心のキャンバスに翼を描いた。白くて、綺麗な翼。そして、ハヤブサよりも早く飛べる翼を。
 すると、私の背中に光が宿った。そして、純白の翼が現れた。
「!すごい……私の時よりもすごい……!」
「え?」
「あ、いや、気にするな。単なる独り言だ。それより、凄いな!じゃ、行こうか。早くこんな蒸し暑い所を出たい。」
「う、うん!」
 私は、白い翼をふわりと広げた。なんか気持ちがいい……!飛び方なんかさっぱり分からなかったけど、自然と飛べた。蒸し暑いここも、飛んだら、頬に当たる風が気持ちいい。
 翼に身を任せ、私は長い通路を抜けていった。
次の話へ続く
よし、なんとか更新。最近更新がスローペースですねぇ。本当にごめんなさい><
以下、いつも通りコメントを下さった方へのお返事。&ちょこっと日記です。

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モノクロの世界~赤の珠(3)~

「はぁ、はぁ、はぁ……いったい、どこまで、行けば、いいの?」
 まだ目から出てくる涙を拭いながら、暗くて、蒸し暑い道をひたすら走っていた。心の中から消し去る事のできない不安が、じわじわと滲み出てくる。
私は、何も出来ないの?
 私は、この世界で何をすればいいの?
 どうして私が虹の守護者なの?

 考えれば考える程、疑問が湧き上がってくる。
「どうして、どうして私がこんな目に遭わないといけないのー!!」
 思いっきり叫んでやった。どうしようもない不安や、無力さを誰かにぶち当ててやりたかった。その時――!
―この世に送られた虹の守護者よ……
「!」
 誰かの声がした。何処かで聞き覚えがある。私は、足を止めて、辺りを見回す。
 誰もいない、暗くて蒸し暑い通路。誰もいないのに、また声がする。
―そなたは虹の守護者。そなたには秘められた力がある。
「あなたは、誰?私に秘められた力って、何?」
 私の問いかけには関係無しに、『声』は私に向かって言った。
―絵を描くことが得意だそうが……誠か?
 答えるのに戸惑った。誰かも分からない人……『声』に話していいのか?でも、もしかしたら、何かヒントを、サラの力になれる事が出来るかも知れない。
「はい。得意までとはいきませんが、よく絵は描いていました。」
―ならば、よろしい。そなたに、一つ、虹の守護者の力を解放させる術を授けよう。
「ほ、本当ですか?!」
―私は嘘をつかない。では、思い描くが良い。心の中にある、まっさらな白い紙に、冷たい氷を描くのだ……!
 私は目を瞑って、念じた。不思議なことに、心の中が真っ白に、まるで新品の紙のように白くなった。
(冷たい、冷たい氷……暑さに負けない透明な氷!)
 心の紙に、薄い水色を含ませた筆で、冷たい氷を一瞬で描く。
 ピキン!
 氷を描き終えて、ふっと目を開けると、私の周りの壁が、薄い水色の氷になっていた。
「わ……すごい!これが、虹の守護者の力ですか?!」
―さよう。それが、虹の守護者の第一の力だ。さあ、行くのだ!灰色のこの世界を救え!
「はい!ありがとうございます!」
 どこに『声』がいるかは分からないけど、お辞儀をして、暗い道をまた走り始めた。
(まっててね、サラ!私が力になってあげるから!)

次の話へ続く
や~っと、更新だ!最近、更新が遅くなってごめんなさい
色々あるんですよ~、学生には!
以下、コメントを下さった方へのお返事と、独り言……です。


10月17日:一部修正しました。

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モノクロの世界~赤の珠(2)~

 下を見て怖くなった理由……それは、ぐつぐつに煮えたマグマの中に人らしき形をしたものがあったからだ。人にしては、ちょっと小さい。だけど、確かに人の形はしていた。
 普通、人がマグマの中に入ったら死んでるよね……?
「ファイアドールか。」
「ファイアドール?」
 私はサラに聞き返した。どうやらサラには、思い当たるところがあるらしい。
「野生の生き物ではない。誰かがここに仕掛けたんだろう。名前の通りに、人形なんだが、昔、誰かが開発した高温な場所の戦闘機械。
 一個一個は弱いんだが、集団だったら厄介だ。」
「ってことは、誰かが仕掛けたのかな?私たちの事を知って。」
 ゆっくりと翼をはためかせながら降下する私たち。地面に降り立ち、私を岩壁の隅に座らせた。そして、そこからマグマが煮え立つ危険なつり橋に立つ。
「どうやら、そうみたいだね!」
 
 サラがそう言ったその時、マグマから大量のファイアドールが、水面から飛び出るみたいに現れた。ご、500はいるんじゃないかな……?
 サラはコートで隠れていた腰の辺りに両手を入れていた。右手は左腰に、左手は右腰に。
 ファイアドール達は両手に溶岩の塊を持っていた。それを一気にサラに向かって投げつける!
「サラ、危ない!!」
 塊は、サラに当たって、サラは死んじゃうはずだった。私は手で目を隠していた。なんだか怖かった。私がサラを殺したって思うと……
 辺りがしん……として、私は恐る恐る覆っていた手を外し、辺りを見た。
 そこには、空中で翼をはためかして静止しているサラの姿と、マグマの中に落ちていくファイアドール達が見えた。よく見ると、サラの両手には、太くて、大きい剣を2本持っていた。
 また、マグマの中から大量のファイアドールが現れた。今度はさっきより数が多い!
 この時はサラの方が速かった。空中を蹴ったかと思うと、目にも見えぬ速さで飛び回り、ファイアドールを切り裂いていく。私の目には、サラの服の黒さと、剣の切り裂いた残光しか見えなかった。

「この野郎……やってもやっても出てくる!これじゃ埒があかない!ナナミ、そこに穴があるだろ!そこを通って奥へ行け!」
「分かった!」
 すぐ横を見ると、人が1人、やっと通れる位の大きさの穴があった。
 私は穴に入る直前、後ろを振り向いた。そこには、ファイアドールを相手に、空中で剣を振るうサラの姿があった。
「サラ……死んじゃわないでね。私は何もできないけど……」
 なんだか目に涙が浮かんだ。視界がぼやけてくる。
 私はまた穴の方に目をむけると、蒸し暑い闇の中を走っていった。

次の話へ続く
以下、コメントを下さった方へのお返事です。
ちなみに、『埒』という文字は『らち』と読みます。
コメントをしてくださった方のみ閲覧お願いします

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お知らせです

はい、こんにちは!
今月の終わりには何とも楽しいハロウィンがありますね
と、言う事で、ハロウィンの背景にしてみました。どうでしょうか?
多分、今月いっぱいですが、少しでも雰囲気を盛り上げようと。
それと、リンクサイト様を一つ増やしました。
最初はバナーにしようと思いましたが、何故かできず、仕方なくリンク様に入れました。
リンクフリーだそうなので、甘えさせていただきました。

サイト名:幻想小説、CG、MIDI―ハートオブエタニティ―
管理人様:焔火 紅様、ODEN様
私のネット小説第一号です。無料壁紙のサイト様に、とても素敵なCG画があったので飛んだら、それはもう、美しい世界でした。
「永遠の愛」を題にした綿密な世界の小説や、主に月などを使った美しいCG画など……ODEN様が作ったMIDIも魅力的です。
是非、そんな世界へ行ってみてください。

>焔火様、ODEN様へ(私信)
 ここのブログでは、リンクする際にはそのブログの紹介をするようにしています。
 もしもこの紹介文に、何かご不満な点がございましたら、コメントの欄にてお知らせ下さい。(なるべく『管理人だけに許可を表示する』にチェックを入れてくださるとありがたいです)

ふう、終わり!
本当は、『もうすぐ定期テストなので少しの間来れない』っていうのをお知らせしたかったのですが……これに気を取られちゃいました
ここからもいけます行きたい方は、いってらっしゃいませ!
なお、リンクから行きたい方は、管理人様の名前にしていますのでご注意ください!
 

十月突入!

こんばんは!
いきなり寒くなりましたね
さっきテニスから帰ってきたんですが、外は異常に寒かったです。
もう秋ですね~

で、昨日那樹さんと遊びました!最初は、区役所に行って生け花を観賞しました。皆さん趣がありましたよ。
その後、那樹さんのお家にお邪魔しました!
最初は、PSPのゲームを交代しながらプレイ。
さて、次に何をしようかと考えている時に、兄上(本当はこんなに堅苦しくない。『お兄ちゃん』と呼んでいますよ。)からのメールがきましたよ。
多分、10回位やりとりしましたよ
いつの間にか、メールでのネタの出し合いに……
那樹さんの協力もあって、結果はこちらが勝ちましたっ。
兄上はあげくの果てに『お○りかじり虫~』なんて送ってきたし。

バトルも勝った事だし、次に何しようか~。
那:合作しようよ!
彪:いいねー!
って事で合作!できたのはこれでした。
20070930182735s.jpg

左(じゃない、右です)が私の描いた魔法使い……終わったorz
那樹様はカワイイまめつぶ戦士を描いているのに私は……私はっ
多分、私の魔法使い(リオって那樹さんがつけてくださった)は倒れるよ。
では、今日はこれにて終わり!
以下、強奪した連想バトンです。あと、コメントも。

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夜叉音 彪奈

Author:夜叉音 彪奈
やしゃね ひょうなと読みます。
どうも最近妄想ばっかりする危ない中学生ですorz
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