カフェ・アークトゥルス

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2017-11

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モノクロの世界~虹の守護者~

 足が鉛を流し込んだように重い。更に汗が噴き出るように出て、とても暑かった。前に『私服じゃなかったら凍え死にする』って書いていたけど、前言撤回。動けばすぐに暑くなった。私は、元々、汗っかきだからね。
「はぁ、はぁ……疲れたよぉ……ちょっと、休憩しませんか?」
 私は前を涼しげな顔で歩いているサラに言った。サラは立ち止まって私の方を振り向いた。
「見た目よりずいぶんと体力ないんだね、あんたは。宿場町まで、あと少しだ。そんなのじゃここでは生きていけないよ。」
「どれくらいあるんですか?」
「ま、このままのペースで行くと2時間はかかるな。」
「に、2時間?!」
 ったく、ここはどれだけ町から離れているのよ!あ~あ、ここに車や電車があったら楽に行けたのにな。でも、ここは異界よ。そんなのある訳ないよね~。
「そういや、虹の守護者について話していなかったな。少し長い話になるから、暇つぶしにはなるだろ。」
「あ、そういえば。どんな話なんですか?」
 私は聞くと、サラは話し始めた。何とも不思議で、悲しい話を……。

「あれは、2年前の春の事だった。私はその頃、14だった。
 今のこの様な状態じゃなく、緑も溢れ、町も活発で、本当に豊かだったよ。
 虹の守護者については昔の伝説だとしか思っていなかった私も、まさか、こんな時が来るとは当然思っていなかったけどな。
 話が少しそれるが、ここはちょうど北東に位置している。ここの正反対、つまり南西には『永遠の虹』というものがある。」
「『永遠の虹』?」
 私はサラに聞いた。
「そうだ。『永遠の虹』は、その名の通り、ずっと虹がかかっていて、そこは極上の楽園なんだそうだ。
 しかし、その『永遠の虹』が色褪せ、薄れてきているそうだ。虹が薄れるごとに、空は灰色に染まり、農作物が取れなくなる。……すると、どうなるか、分かるよな?」
 サラに聞かれ、私は思いついた答えを言った。
「……食べ物が手に入らなくなる。」
「その通り。草や農作物が育たなくなると、家畜や人々が飢える。」
 私は、その続きが分かった瞬間、体が震えてきた。歴史の授業で習った、天保の大飢饉を思い出す。
「人は、生きる為に、争いを始めるんだ。国を攻め、人々を殺し、食料を確保する為に、また戦を始める。……悲しい事だが、それが、ぐるぐると、輪廻しているんだよ。」
 じゃあ、今はその真っ只中って事……?助かる道はあるの?
 さっきまで大量にかいていた汗が一気に引くのを感じた。
「ただし、虹の守護者のおまえが来たなら、助かる道は一つだけだ。」
「助かる道……?」
「そうだ。私も伝説でしか聞いた事が無いんだが。」
「何?その道は?」
 私は早く聞きたかった。私が死なない為、この世界で生きる人たちが悲しい死にかたをしない方法。
「この世界には、それぞれ七つの色をした玉があると聞いた事がある。
 確か、赤、青、黄、緑、水色、藍色、紫の色をした小さな玉と、以前に読んだ本に書いてあった。」
「じゃあ、それを集めればいいんだね?」
「多分、な……。七つを集めたら、さっき話した『永遠の虹』がかかっているところに行く。そしたら、この世界は救われる。」
 多分、私にとって、長く、辛い旅になると思う。それでも、私にできる事なら、やるわ!この世界のみんなの為に!

「ほら、宿場町が見えたぞ。町に入るなら、これを着るんだ。その格好じゃ、人に見られるだろう?」
 私は、はっと、自分の服装を見た。確かに、こんなに派手じゃ目立つわ。
 サラが自分の上着を脱いで私に差し出してくれた。ずいぶんと大きかったが、そこは我慢。
「じゃ、町に入るぞ。」
「うん。」
 私たちは、暖かい明かりが灯った町に足を踏み入れた。

次の話へ続く

以下、コメントをくださった方へのお返事です。
那樹さん
ええええええ?!(パクるな
そんなことはないですよ!すんごい才能です!
何?!スキャンいいんですか?!わーいっ!
んじゃ、お言葉に甘えて
(あのな、そんなのだから嫌われるんだよ!byサラ)

そうですかぁ~、コメントしないだけですか。ま、そうなら気長に来て下さるのを待ちますか。

あ!そういや今回ムズい表現(?)したかも!一応説明を!ほら、サラっ!那樹様に説明しなさい!
サラ:……はいはい。前言撤回ってのは、前に言ったことを取り消す事だ。
   あと、輪廻ってのは、ぐるぐる回る、回り続けるってことだ。
   彪奈、もういいか?


よくできましたっ!
会議(っぽいの)は、そうだな、今日電話かけたんですが、いなかったようなので、またの休日にしましょう!
では、長々とごめんなさい。コメントありがとうございました!

かいりさん
おかえりなさい!旅行、お疲れ様でした!
わっ、サラさん気に入ってもらえましたか!とっても嬉しい限りです
まさに、サラは姉御ですよね。自分でもそう思いました。
ん?サラ、何か言いたいの?
 サラ:かいりさん、いつも小説を読んでくれてありがとな。
    大好きだなんて、嬉しい限りだ。
    そちらの世界にいる銀のセイレーンの彼氏に伝言してくれ。
    『お互い苦労するなぁ。がんばれよ』って。    
    では、これからもよろしくな。

!!なんてことを言ったの、サラ!……ったくもう、大人しくていい子なんですけど……すいません、失礼なことを……
続きですが、虹の守護者には、もっと深い役目が……!なんて言う風にしたかったのですか、やっぱり出来ませんでしたorz
ふふっ、ランキングに1位になったんですから、十分師匠でいいんじゃないんですか?私なんて、ランキングにすら参加していないんですからね。
実は、私はランキングでかいりさんの所へ来たんですよ。
はい、お互いに創作、頑張りましょうね!(いつか共演できるといいなぁ……。/←ワガママ発動!)
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コメント

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ぃぁぃぁ・・・そんなんじゃ嫌いませんよ!
第一友達を嫌うことはあんまりないでしょう(・∀・)

表現というか言葉?すねw
一応わかりました!前言撤回だけなら((ぁ
またわかんない言葉あると思うんので暇?だったら説明してください><w

やっぱり彪奈さんでしたか!
なんか兄が電話あったけどだれかおぼえてないとかさ・・・
ぬかしよって!むかつきました('A
ごめんね;

また学校でもいいから会議する日きめよーう!

虹の守護者にはそんな意味が…!!
ナナミちゃんこれから大変ですね><;!
でも頑張って、この世界を平和な世界に戻して!!

わー!サラさんからコメントもらっちゃったー!!
え?何?あ。銀のセイレーンの彼氏がサラさんに何か言いたいみたいですよ(笑)
ラグ:おいこら!!だ、誰が彼氏だ!!きっぱりと違うわ!!
苦労って点は…そうだな。…はぁ。
ま、良く見張っとくんだな、どうも異世界の女は厄介ごとに首突っ込むのが好きみたいだからな

とのことです(笑)
あ、ランキングから私のブログに来てくださったのですね!
ありがとうございますー!!
共演!!素敵な響きですね^^ふふふ♪

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